3/4か3/5 どっちかな
海外育ちのせいか特別3月をお別れの時期と思っていない。
でもこの寒い時期に弱ってるものが命を落としていくのは
残念ながらよくみる。
水温をあげて最後の空元気だったのかな。
3/5の朝、上から見たら大きな異様なものが水槽で
のけぞっていた。
だめだったのか、ああ、でも早く出さないともう1匹も
やられる。ご近所さんにご迷惑を覚悟で引き揚げと
裏庭への埋葬をお願いした。そこは私も猫もよく通るところ。
でもうちののんびり猫さんは興味なさそう。最後の姿は
見られなかった、というより見なかった。女の子の金魚で人間
くさいとこもあってよく水槽ごしに目を合わせてくれた。
性格がいいな、と感心したりした。お父さん金魚は逆にひどく
ツンデレでエサを奪うような子。でもそこのフォローはお母さん金魚は
いつもおおらかで優しかった。そのせいかお父さん金魚もすこし
角が取れ、夫婦仲良くいっぱい子供も産んでくれ、3歳になるその9匹は元気いっぱい。
でも在りし日の動画を見てもここ2年くらいは精彩を欠いていた
おかあのきれいな浅葱色は消え、全身白いイメージに近くなっていた。
日に当たらないと色褪せを起こすがここに来て早く去っていくこともわかっていた気がする。
でも5年生きて大好きなお父さんと仲良くケンカもせず水槽という狭い空間で過ごせたのも彼女の魚生。
そしたら弱った姿より在りし日の一番輝いていた
時を覚えていたほうがいい。それがとてもおちゃめでかわいかったのだから💓
たとえ金魚でももうそこにいないと思うと胸がしめつけられ泣けてくる😭
往診に来て頂いたブロガー金魚屋さんも先ごろ数匹が亡くなったらしい。
精一杯尽くしても急に死ぬ。元気だった子も移動で死んだり、お薬や
お塩の微妙なサジ加減でも体力がないと死ぬ、と。
こればかりは何年やっても答えは出ないらしい。
でも動物好きなハートフルな方でその場は悲しみを共有し、胸の
中を暖かいものが流れる。明日も来ます、と心強い。
思えば昨日の晩から今日の夕方のから○げくんまでなにも食べなかった。
その方もお昼抜きで私の話を聞いてくださった。まさしくご縁だ。
ありがたかった😊
気を取り直して夕方は猫の健診へ。猫ちゃんがまた心強い。
うちの子は犬みたいでさみしいと鳴いて甘えてくる。しかも20分
くらいは私を待っていてくれる。そんなかわいい猫をとても
愛おしく思う。悲しい時にはもふもふは癒してくれる🐱
今日は死を体験したが、動物と私とどっちが先にいなくなるか分からないが、
確実にやってくる。諸行無常だもの。
でも金魚の死はなにかの身代わりらしいので、裏庭を通る
度に「ありがとうね、一緒にいてくれて!」と思いながら
ほかの金魚たちや猫と「今」を生きたいと思う。
たいへんだけどすごく学びも多いので、良かったら一度飼ってみてください。
☆元気な頃のご夫婦。右がお母さん。
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