moonandtabbyのブログ

猫、金魚、メダカ、花、空、そしてふつうの日々

10年めの東日本大震災

語り継ぐこと

あの日は大きな病院のロビーで地震の速報と津波の第1波が

押し寄せるのを見た。


遠く離れたところにいるが初めて体験した画像。 

津波の怖さをまったく知らなかった。


この10年はまさにすさまじくデジタルの時代へと発展した。


各地であの大津波にのまれていったあとの映像に

ふつうの暮らしを営んでいた尊いたくさんの方々がいたに

違いない。どれほど無念だろう。

残された方々は単純に生き残って良かった、と

思えない胸を締め付けられる日々をどれほど過ごしたことだろう。


今、広島や長崎の記憶が薄れつつある。

70年経つから、又はお亡くなりになった方のほうが

多くなったからか。


当時は今よりはるかに映像も少ない。でもある時

語り部のお話を聞く機会を得た。映像では感じない

「リアル」さを体感した。震えた。


アナログが急速に過去の遺産になりつつあるが、

お宝物ハンターでは何百年も前の書物が金庫から

出てきたりする。残っている!すごいな、と思う。

改めてデジタル画像だけではなく、実体験した方々が

口伝えであの時のこと、気持ちを伝えることは

とっても大切だと思う。それぞれの感覚でいい、

伝えていって欲しい。もしかしてデジタル画像は

水没でもしたり、故障したり互換性がないと復元できないかも

しれないので。


ヒトってAIよりもきっとすごいはずだから。


語り継ごう、良いことも悪い事も後世に.....

昔話みたいに。