世界ねこ歩き 〜美山の義経〜
誰にでも憧れの人はいないだろうか?
私はタレントさんに会いたいという歳ではない。
でも岩合光昭さんのねこドキュメンタリーに出てくる
京都南丹市美山(茅葺きが多く残る日本の原風景みたいな場所)にいる
義経というオス猫と飼い主の(多分94歳)の樋口春美さんにお会いしたい。
この回は録画して何度もリピートしてみている。
1年かけて取材しているようだが、おじいさんの慣れない感じ、
義経のおじいさんに似た懐の広さに猫のドキュメンタリーとして
感動するのだ。
おじいさんはある日竹やぶで義経を拾い、その後迷い込んだお母さん猫の
子ども3匹を義経が、そしておじいさんがあたたかく見守りながら養う。
お母さん猫は産んだあとに亡くなったらしい。
そして次はクロという猫と相棒になる義経。オス猫同士は
珍しいらしい。
齢90にして動物を飼うのは難しいと思うが、本当に素晴らしい!のひと言。
おじいさんはとてもお元気で背も高くてダンディーで
物静かでおおらかであったかいのである。義経もその性質を受け継いで
いるのかとてもかっこいい。
その過程を岩合さんが親のような気持ちで撮っている。
かわいい猫の動画も大好きだが、こんなドラマに惹かれて
何度も見てしまうのだ。
春美さん、お元気でいて頂きたい。
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