moonandtabbyのブログ

猫、金魚、メダカ、花、空、そしてふつうの日々

多くを求めない

今日はしとしと雨🌧️


私はおばあちゃんが大好きだった。
たぶん親よりも好きな存在
。いわゆるばあちゃんっ子。
明治の人間だった。義母だからかあまり母とは仲良くなかったが、私はおばあちゃんのおおらかさ、優しさが好きだった。
いつもメガネを鼻にひっかけて編み物をして、いろいろな話しをしてくれた。どれも面白かった。
ひと雨降るごとに季節が進むよ、ってよく言ってた。だから今日の雨は春への前進の雨。


猫ちゃんはだいぶ人慣れして、外出はするものの、寒い日や雨の日は寝てることが多くなった。以前はまずエリアのパトロールだった。欠点は去勢して運動不足でよく食べるからおデブになりつつあること。でもそれも彼のおおらかな性格に通じてるのかもしれない。


お父さん金魚は静かにしてるものの、朝のエサはしっかり食べて昼間はいつも決まった場所にいる。眼球の黒さも少しづつ見えてきた。


この子はいわゆるツンデレで夜店の金魚にいるこっちを見て!と言うオーラがまったくない。悪く言えばあまりかわいげがない。お母さん金魚が先だったから良かったものの、先住民だったら相手をつつくだろうタイプ。その素養を受け継いでいる子がチビたちの中に一匹いる。たしか一週間も産まれた日は変わらないのに依然としてほんとに小さい。でも尾びれがお母さん似で美しい。一番大きい子と比べたら3倍くらい大きさが違う。でもまさしくわが道を行く!オーラがガンガンなので、残りの8匹からいじめられないし、芯が強いのだ。そこがまさしくお父さん譲り。でも餌を食べるのがのんびりなので、他の子に食べられ、あまり大きくなれない。お父さんも来たときは餌食いが悪く、小さくてお母さんと目も合わさず、水槽の中の相性を心配したものだ。


魚にも個性は確実にある。


金魚屋さんは魚がちゃんと回遊してる様子で健康度合いを見るが、人間だってさして具合が悪くはないのにのんびりしてる日はある。
まだ回復途上だからなおさらだろう。


生きてるだけでいいよ。


それでいいんだよ。ゆっくりゆっくりね。

スーパーサイクル

超巨大地震のこと。


200年から400年のスパンで起きている地震。

昔の人は報道や予測はなかっただろうから

さぞかし怖かったことでしょう。


今はもう情報が逆に多すぎて取捨選択しないと

いけない時代。


知りすぎて逆にメンタルがやられてしまいそう。


考えたら実に恐ろしい。

備えるだけでいいのか。

生き残ったらまたそのあとの苦しみもある。


もはやよく分からなくなってきた。

10年めの東日本大震災

語り継ぐこと

あの日は大きな病院のロビーで地震の速報と津波の第1波が

押し寄せるのを見た。


遠く離れたところにいるが初めて体験した画像。 

津波の怖さをまったく知らなかった。


この10年はまさにすさまじくデジタルの時代へと発展した。


各地であの大津波にのまれていったあとの映像に

ふつうの暮らしを営んでいた尊いたくさんの方々がいたに

違いない。どれほど無念だろう。

残された方々は単純に生き残って良かった、と

思えない胸を締め付けられる日々をどれほど過ごしたことだろう。


今、広島や長崎の記憶が薄れつつある。

70年経つから、又はお亡くなりになった方のほうが

多くなったからか。


当時は今よりはるかに映像も少ない。でもある時

語り部のお話を聞く機会を得た。映像では感じない

「リアル」さを体感した。震えた。


アナログが急速に過去の遺産になりつつあるが、

お宝物ハンターでは何百年も前の書物が金庫から

出てきたりする。残っている!すごいな、と思う。

改めてデジタル画像だけではなく、実体験した方々が

口伝えであの時のこと、気持ちを伝えることは

とっても大切だと思う。それぞれの感覚でいい、

伝えていって欲しい。もしかしてデジタル画像は

水没でもしたり、故障したり互換性がないと復元できないかも

しれないので。


ヒトってAIよりもきっとすごいはずだから。


語り継ごう、良いことも悪い事も後世に.....

昔話みたいに。